登場人物紹介
泉崎 花夜子(せんざき かやこ)
自分には何の取り柄もないと思っている女子大生。亡くなった父の再婚相手・葵の連れ子である千世とは 誕生日、年齢が同じで仲も良いが、彼女に対してさまざまなコンプレックスを持っている。
泉崎 千世(せんざき ちせ)
母親の再婚により、花夜子と義理の姉妹になる。天然でおっとりした性格の美人。さっぱりした性格で心から人に信頼される花夜子をうらやましく思っている。
小林 陽斗(こばやし はると)
花夜子、千世とは中学の頃からの付き合い。薬剤師を目指し薬学部に在籍。成績優秀で、大学入学当初から首席をキープ。
小野宮 珠樹(おのみや たまき)
千世の内定先企業の専務取締役。父が社長のため、若くして専務という役職を与えられたことを批判的に見る者もいるが、実際彼自身はその肩書きに見合うだけの実力を持っている。
泉崎 徹(せんざき とおる)
花夜子の父親。大学病院勤務医であったが、花夜子と千世が大学入学直後に死亡。自殺とされているが、真相は不明。
泉崎 葵(せんざき あおい)
千世の母親。表向きは家族を大切にする良き妻、良き母であるが、実際には徹と千世だけを愛しており、花夜子のことを嫌悪している。
樋口 雅彦(ひぐち まさひこ)
珠樹の秘書。優秀で、社内では珠樹が一番に信頼する男。珠樹にとっては、少し口うるさい母親のような存在。